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夏の肌はエイジングサインが出やすい?気をつけたいスキンケアと生活習慣とは?

Column vol.22
夏の肌はエイジングサインが出やすい?気をつけたいスキンケアと生活習慣とは?

照りつける紫外線、冷房でキンキンに冷えた室内、そしてうだるような暑さ。夏の肌は、想像以上の過酷な環境にさらされています。気がつくとシミやシワ、くすみといったエイジングサインが現れていませんか? 夏の間にスキンケアをおろそかにしていると、気になるエイジングサインが深刻化してしまうかもしれません。この記事では夏の肌に現れやすいエイジングサインと、その対処法を紹介します。

 

夏肌に現れやすいエイジングサインとその原因

男性_肌_タイプ

夏の肌に出がちなエイジングサインには、シミ、シワ、クマ、くすみなどがあります。これらのエイジングサインが夏に現れやすいのはなぜでしょうか? まずは夏肌に現れるエイジングサインと、その原因を知っておきましょう。

紫外線による「シミ・シワ・たるみ」

実は、シミやシワ、たるみといった肌の老化の8割は、紫外線が原因で起こるといわれています。夏は1年のうちでも紫外線の量が最も多くなる季節。

特にエネルギーが強く、日焼けを起こす「紫外線B波」の量は、7~8月がピークです。紫外線B波はレジャー紫外線とも呼ばれ、肌に炎症を起こすほか、シミやそばかす、乾燥の原因にもなります。

また紫外線B波に比べてエネルギーは弱いものの、波長が長いのが「紫外線A波」です。紫外線A波は生活紫外線と呼ばれ、肌の奥の真皮まで届きます紫外線A波を長期間浴び続けると、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンが変性するため、シワやたるみの原因になるのです。紫外線A波は雲やガラスを通り抜けるため、曇りの日や外出しない日でも紫外線対策は欠かせません。

乾燥による「シワ」

夏の肌は皮脂や汗が出やすいため、うるおっているように見えがちです。しかし、夏はインナードライ肌になりやすい季節です。インナードライ肌とは、表面は皮脂でべたついているものの、角層には水分が足りないため乾燥している状態のこと。「隠れ乾燥肌」とも呼ばれます。

インナードライに関する詳しい記事はこちら

夏の肌は、紫外線の影響や冷房による湿度の低下、汗が蒸発する際に角層の水分が奪われることなどから、とても乾燥しやすいのです。加えて夏場は「べたつくから」という理由で乳液やクリームを使わない人が少なくありません。化粧水だけで油分を与えずにいると、肌に水分を留めることができず、ますます乾燥が進んでしまいます。するとターンオーバーが乱れて角層が厚くなり、肌表面にちりめん状の小ジワが現れるのです。

夏バテによる「クマ」

夏バテとは、食欲がない、疲れやすい、睡眠不足、体がだるいなど、夏の暑さによって起こる体調不良の総称です。夏バテの主な原因として、自律神経の乱れや冷えが挙げられます。夏場は冷房の効いた室内と暑い屋外を行き来するため、自律神経が乱れがちです

夏バテが続くと、目の下に現れるのが「青クマ」です。青クマの主な原因は、目の周りにある毛細血管の血行不良。そして血行不良が起きる原因は、冷えや睡眠不足、生活習慣の乱れ、スマホやパソコンの長時間使用による目の疲れだといわれています。つまり、夏バテになりやすい環境が、クマも引き起こしてしまうのです。

青クマ対策に関する詳しい記事はこちら

不摂生による「くすみ」

暑い日はつい、冷たいビールやジュース、アイスクリームなどに手が伸びますよね。糖質を多く含む食べ物は肌を糖化させる可能性があります。糖化とは、余分な糖が体内のたんぱく質と結びついて、体内の細胞を変性させることです

過剰にとりすぎた糖質が体内でたんぱく質と結びつくと、褐色の「AGEs(終末糖化産物)」が作られます。この糖化が肌にもたらす影響の一つがくすみです。角層やコラーゲン、エラスチンが糖化すると、黄色や茶色に変色します。すると肌も透明感を失い、黄色っぽくくすんで見えるのです。糖化によるくすみは、色の特徴から「黄ぐすみ」と呼ばれます。

 

秋に後悔しないために! 夏にオススメのスキンケア

ふき取り化粧水_角質ケア

さまざまなエイジングサインが現れやすい夏の肌。秋に後悔することがないよう、しっかりとケアしたいところです。しかし「暑い中、手間のかかるスキンケアはしたくない」という人も多いでしょう。疲れやすい季節だからこそ、スキンケアは必要なものだけを選んで効率的に行いたいものですよね。夏のスキンケアで最も重要なのは「洗浄」「保湿」「紫外線対策」の3つです。それぞれポイントを見ていきましょう。

汗や汚れをやさしく落とす

夏に欠かせない日焼け止めやウォータープルーフのアイテム。クレンジングはこすらず、指の腹を滑らすようにして油分汚れやメイクとなじませましょう。洗顔は肌に刺激を与えないようにゴシゴシ洗いを避け、たっぷりの泡でやさしく洗います。

夏の時期は寝起きの肌も汗や皮脂で汚れているため、べたつきがある時は、ぬるま湯荒いだけではなく洗顔料を使うのがおすすめです

ただし、洗いすぎは禁物です。肌に必要な皮脂まで洗い流してしまわないよう、洗顔は1日2回までに留めることをおすすめします。

また、汗は蒸発するときに角層の水分を奪い、肌を乾燥させます。汗をかいた時はそのままにせず、濡れタオルで押さえるようにして、やさしく拭き取りましょう。

水分だけでなく油分も補給

夏の肌は汗や皮脂でうるおっているように見えますが、実は肌の内側は乾燥しがちです。乾燥を放置するとターンオーバーが乱れ、肌のバリア機能が低下して、エイジングサインが出やすくなります。

洗顔後は特に乾燥しやすいため、時間をおかずに化粧水をなじませ、乳液やクリームでうるおいを閉じ込めましょう。「暑いから」と乳液やクリームを省略すると、せっかく補給した化粧水のうるおいを肌に留めることができません。水分だけではなく、油分もバランス良く補うことが大切です。ベタつきが気になる場合は、さっぱりタイプのアイテムに切り替えるのも良い方法です。

紫外線対策は抜かりなく行う

シミやシワ、たるみといったエイジングサインの最大の原因は紫外線です。紫外線ダメージから肌を守るために、できる限り日差しをシャットアウトしましょう。日焼け止めを塗るとともに、つばの広い帽子や日傘、サングラス、アームカバーなどを活用することをおすすめします。10時から14時頃までは紫外線量が最も多くなるため、特に注意が必要です。また紫外線A波のうち7割ほどはガラスを透過するとされています。外出しない日でも油断せず、日焼け止めやUVカットカーテンなどで対策しましょう

なお、日焼け止めは量が少なすぎたり、ムラになっていたりすると十分な効果を発揮できません。適切な量をムラなく伸ばすことと、2~3時間ごとにこまめに塗り直すことが大切です。

紫外線に関する詳しい記事はこちら

 

美肌のために気をつけたい、夏の生活習慣

美肌を目指すなら、スキンケアと同じくらい大切なのが生活習慣です。最後に、夏だからこそ気をつけたい生活習慣について紹介します。

冷やしすぎに注意する

肌 乾燥 冷えすぎ

室温と外気との差が5℃以上あると、自律神経に異変が生じやすいとされています。また、部屋の温度を下げすぎると、体が冷えて血行が悪くなります。特に筋肉量が少ない女性や年配の方は血行不良になりやすいため、冷えには注意が必要です。冷房の設定温度は25~28℃を目安にし、自分で温度を調節できない環境では、ストールやレッグウォーマー、ひざ掛けなどで体を温めると良いでしょう。

食生活を整える

夏 バランスのよい食事 美肌

夏は水分や冷たいものの摂取量が増えがちです。しかし過剰な水分で胃液が薄まると、胃腸の機能が低下して食欲不振に陥ります。冷たいものばかり食べるのも、内臓の働きを悪くするためおすすめできません。そのほか、甘いものの食べすぎにも要注意です。糖分の過剰摂取は血行不良を招くため、冷えにつながることがあります。

夏バテしやすい夏だからこそ、バランスの良い食事を心がけましょう。「夏バテかな?」と思ったときにおすすめの栄養素がビタミンB1です。ビタミンB1には糖質をエネルギーに変えるのをサポートする働きがあり、疲労回復効果が期待できます。ビタミンB1を多く含むのは、豚肉やうなぎ、大豆、ナッツなどです。なお、にんにくやニラ、たまねぎなどに多く含まれる「アリシン」を同時にとると、ビタミンB1の効果を高めることができます

質の良い睡眠をとる

睡眠

暑い環境では体の熱を放出できず、深部体温が下がらないため、スムーズに眠りにつけません。エアコンは26~28℃を目安に、自分に合う温度に設定しましょう。朝までつけっぱなしにしたほうが快適に眠れますが、体がだるくなる場合は、長袖のパジャマや夏用の掛け布団などで冷えを防ぐのがおすすめです。エアコンの風が直接当たらないように工夫するのも大切です。

軽い運動を取り入れる

運動 美肌

運動は夏バテ予防に有効です。筋肉を動かすことで血行を促進し、冷えを予防しましょう。また、適度な疲労は、睡眠にも良い影響をもたらします。軽いジョギングやウォーキング、ストレッチ、ラジオ体操などを無理のない範囲で取り入れるのがおすすめです。
ただし夏場の運動は熱中症の危険があります。なるべく涼しい時間に、水分とミネラル、休憩を取りながら行いましょう。

スキンケアと生活習慣を見直し、美しい肌で秋を迎えよう

夏は肌にとって過酷な季節。美しい肌で秋を迎えるためには、スキンケアと生活習慣を見直すことが大切です。夏に現れがちなエイジングサインに注意して、早めの対応を心がけたいですね。

うみの ライター

CERTIFICATION 資格
コスメコンシェルジュ・コスメライター logo cosmeconcierge

髙木 裕子 監修者

EDUCATION 学位
大邱漢医大学 化粧品薬理学部 卒業
EXPERIENCE 職歴
2019年入社
前職の化粧品メーカーで研究開発、評価研究、商品企画、営業企画を経験。
NISSHAでは新規事業開発部門 マーケティング部に配属
CERTIFICATION 資格
コスメコンシェルジュ(日本化粧品検定協会) logo cosmeconcierge
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